VPSセットアップ - バーチャルドメインでメール送受信
複数のネットショップを効率良く運営すべくVPSを契約したので、そのセットアップメモを忘備録として残します。
前回までにメールサーバのセットアップを行いましたが、今回はバーチャルドメインでもメール送受信ができるように設定します。
1. Postfixの設定ファイル main.cf を編集(webminからも編集可能)
# vi /etc/postfix/main.cf
設定ファイルの一番下にバーチャルドメインにかんするパラメーターを追記
(以下ではtest.comとdemo.netの二つを設定)
virtual_alias_domains = test.com,demo.net virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual parent_domain_matches_subdomains = debug_peer_list,fast_flush_domains,mynetworks,permit_mx_backup_networks,qmqpd_authorized_clients,smtpd_access_maps
2. バーチャルドメインの設定ファイル virtual の編集(webminからも編集可能)
# vi /etc/postfix/virtual
以下を例に、メールアドレスとユーザアカウントを追記
(以下ではuser1とuser2を設定)
test.com anything user1@test.com user1 demo.net anything user2@demo.net uesr2
3. 設定を有効化
# postmap /etc/postfix/virtual # service postfix reload
以上で設定完了です。
ちなみにユーザアカウントは事前に作成しておく必要があります。
VPSセットアップ - 受信メールサーバ(Dovecot)
複数のネットショップを効率良く運営すべくVPSを契約したので、そのセットアップメモを忘備録として残します。
前回の送信メールサーバ[Postfix]のセットアップに続き、今回は受信メールサーバ[Dovecot]の設定です。
1. Dovecotの設定ファイル dovecot.conf を編集(webminからも編集可能)
# vi /etc/dovecot.conf
設定ファイル内の各パラメーターを編集
■POPアクセスを追加 protocols = imap imaps pop3 pop3s ■メールボックス形式をMaildir形式とする mail_location = maildir:%h/Maildir
2. アプリケーションの起動(webminからも操作可能)
# /etc/init.d/dovecot start
以上で受信メールサーバの設定が完了です。
これでメールの送受信が出来るようになりました。
VPSセットアップ - 送信メールサーバ(Postfix)
複数のネットショップを効率良く運営すべくVPSを契約したので、そのセットアップメモを忘備録として残します。
今回はメールサーバの設定なんですが、メールサーバは送信用と受信用にそれぞれセットアップが必要です。
というワケで、まずは送信メールサーバー[Postfix]を設定します。
1. Postfixの設定ファイル main.cf を編集(webminからも編集可能)
# vi /etc/postfix/main.cf
設定ファイル内の各パラメーターを編集
■自ホスト名を設定
編集前:#myhostname = host.domain.tld
編集後(例):myhostname = mail.test1.org
■自ドメイン名を設定
編集前:#mydomain = domain.tld
編集後(例):mydomain = test1.org
■メール受信アドレス (@以降) の設定
編集前:#myorigin = $mydomain
編集後:myorigin = $mydomain
■メールを受け取るホスト・あて先の設定
編集前:inet_interfaces = localhost
編集後:inet_interfaces = all
編集前:mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost
編集後:mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
■リレー許可の設定
編集前:#relay_domains = $mydestination
編集後:relay_domains = $mydestination
■メールボックスの設定
編集前:#home_mailbox = Maildir/
編集後:home_mailbox = Maildir/
■メールサーバーソフト名の隠蔽
編集前:#smtpd_banner = $myhostname ESMTP $mail_name
編集後:smtpd_banner = $myhostname ESMTP unknown
■SMTP-Auth 設定
以下を最終行へ追加
smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
smtpd_recipient_restrictions =
permit_mynetworks
permit_sasl_authenticated
reject_unauth_destination
■メールサイズ制限
以下を最終行へ追加
message_size_limit = 10485760
2. 設定ファイルの書き込み
# echo "pwcheck_method: pwcheck" > /usr/lib/sasl2/smtpd.conf
3. アプリケーションの起動(webminからも操作可能)
# /etc/init.d/saslauthd start # /etc/init.d/postfix start
以上で送信メールサーバの設定は完了。
次回は受信メールサーバの設定を行います。
VPSセットアップ - ユーザアカウントの作成
複数のネットショップを効率良く運営すべくVPSを契約したので、そのセットアップメモを忘備録として残します。
ちょっと順番が前後してしまいましたが、今回はユーザアカウントの作成です。
まずはSSHによるリモート接続ができないユーザの作成手順。(例としてユーザ名をcentosとします)
1. ターミナルからユーザアカウント作成コマンドを実行
# useradd -s /sbin/nologin centos
2. パスワードを設定
# passwd centos Changing password for user centos. New UNIX password: ←パスワード入力 Retype new UNIX password: ←パスワード入力(確認) passwd: all authentication tokens updated successfully.
標準出力に↑と表示されれば完了です。
つづいてSSHによるリモート接続もできるようにするユーザの作成手順。(例としてユーザ名をcentosとします)
1. ターミナルからユーザアカウント作成コマンドを実行
# useradd centos
2. パスワードを設定
# passwd centos Changing password for user centos. New UNIX password: ←パスワード入力 Retype new UNIX password: ←パスワード入力(確認) passwd: all authentication tokens updated successfully.
標準出力に↑と表示されれば完了です。
以上でユーザアカウントが作成されます。
続いて番外編として、アカウントに所属するグループ権限を付与します。(ファイルやフォルダのグループを変更する手順ではありませんのであしからず)
1. webminを使ってサーバにアクセス
2. システム→ユーザおよびグループを開く
3. グループを付与したいユーザ名をクリック
4. 所属するグループのセカンダリグループに付与したいユーザ名を追加
以上にて、例えばapacheのグループを追加しておくと何かと便利です。
VPSセットアップ - ファイアウォール(iptables)
複数のネットショップを効率良く運営すべくVPSを契約したので、そのセットアップメモを忘備録として残します。
前回・前々回のApache&FTPサーバのセットアップに続きまして、今回はファイアウォールの設定です。
今回契約したVPSではLinuxのパケットフィルタリング機能であるiptablesを使用したファイアウォールが構築されており、デフォルトの設定ではSSH・Apache・webminのポートしか開放されていませんでした。
このままではFTPなどの接続ができないので必要なポートを開放します。ここではFTPだけでなく後々設定するサービスのポートも開放しておきます。
ちなみに、コマンドラインから設定するよりもwebminを使った方が簡単です。
1. webminを使用してサーバにログイン
2. 「Linux ファイアウォール」を選択
3. 状態が以下の通りになるように設定し、すべて"許可"する(デフォルトの設定も含んでいます)
もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 22 である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 80 である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 443 である 且つ 接続の状態が NEW である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 21 である 且つ 接続の状態が NEW である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 25 である 且つ 接続の状態が NEW である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 110 である 且つ 接続の状態が NEW である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 143 である 且つ 接続の状態が NEW である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 587 である 且つ 接続の状態が NEW である もし プロトコルが TCP である 且つ 宛先ポートが 10000 である もし プロトコルが ICMP である もし 着信インターフェースが lo である もし 接続の状態が RELATED,ESTABLISHED である
4. 設定を適用する
以上でFTP・SSL・メールのポートが開放されました。
セキュリティのためにも不要なポートは開放しないよう注意しましょう。






